みなさんウォシュレットは大好きですか!?私は大好きです!
ウォシュレットは世界に誇る日本の電化製品だと思っております。
今ではウォシュレット(温水洗浄便座)の一般家庭普及率は70%を超えたそうです。これはスマートフォンやパソコンの普及率とほぼ同等です。もうこれは殆どインフラと呼んでいいですね。
洋式トイレの普及率は90%と言われていますので洋式トイレながらウォシュレットがついていないご家庭は約20%ということになります。
水回りはリフォームにお金がかかるということで敬遠されている方もおられると思いますが。。。なんとウォシュレットは簡単に後付けすることができます。
>>>【参考】Amazonで「TCF8CM56#NW1」を最大1,000円引き引きで買う裏技
これはトイレの寸法や蓋の取付位置などがJIS規格によって厳格に定められているからなんですね。
もちろん今ついているウォシュレットを最新機種に交換することも可能です。
しかも「ネジ2本」「給水ホース」「電源」を繋ぐだけで使用できます。自分で取付を行うDIYでも簡単に取り付けることができます。
この記事ではTOTOのウォシュレット全機種比較、機能や選び方の解説。取付け・交換方法などを一挙に解説します。
もくじ
TOTOの後付け・交換用ウォシュレットは6シリーズ
TOTOのウォシュレットウォシュレットには卸売り(プロ向け)3シリーズと小売向け3シリーズの計6シリーズがあります。
自分で取り付ける事を前提にするのであれば小売向けのシリーズがおすすめです。
卸売り(プロ向け)モデルより安価で取付工具もセットになっているため初めてでも簡単に取り付けることができます。
小売向け3シリーズの違い
TOTOの小売向けウォシュレットはKFシリーズ1機種、KMシリーズ4機種、Kシリーズ3機種の合計8機種。またカラーがそれぞれ3色ありますので合計24型番も存在します。
ここでは8機種の違いについて解説します。
シリーズと型式について
型式は[共通型式][シリーズ型式][末番][色番号]で構成されています。
色番号は下記のの3色です。
#SC1(パステルアイボリー)
#SR2(パステルピンク)
#NW1(ホワイト)

パステルアイボリー
#SC1

パステルピンク
#SR2

ホワイト
#NW1
共通型式は「TCF8C」です。
例えば「TCF8CM66#SC1」というような形となります。
TOTOウォシュレット比較表
シリーズ | KF | KM | K | ||||||
共通型式 | TCF8C | ||||||||
シリーズ型式 | F | M | K | ||||||
末番 | 66 | 86 | 76 | 66 | 56 | 75 | 65 | 55 | |
方式 | 瞬間式 | 瞬間式 | 貯湯式 | ||||||
操作パネル | リモコン | リモコン | 本体一体型 | ||||||
清 掃 ・ 清 潔 | プレミスト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | – |
ノズルきれい | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | – | – | |
脱臭 オートパワー脱臭 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | – | |
エ コ | 瞬間暖房便座 | ○ | ○ | – | – | – | – | – | – |
ダブル保温便座 | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | – | – | |
おまかせ節電 | – | – | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
スーパーおまかせ節電 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | – | |
快 適 | オート開閉 リモコン便座・便ふた開閉 | ○ | ○ | ○ | – | – | – | – | – |
便座・便ふたソフト閉止 | – | – | – | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
温風乾燥 | ○ | – | – | – | – | ○ | – | – | |
消 費 電 力 | 年間消費電力量 (kWh/年) | 66 | 66 | 90 | ← | 112 | 164 | ← | ← |
年間差額※1 | – | – | 24kWh 648円 | ← | 46kWh 1,242円 | 98kWh 2,646円 | ← | ← |
※1 電気代を一般的な27円/kW。最も年間消費電力の低いTCF8CF66・TCF8CM86と比較。
TOTOウォシュレットの選び方とおすすめ機種
24機種もあるTOTOのウォシュレット。高級機種になるとそれはすばらしい多機能っぷりと省エネ性能を発揮します。ただ過剰と思われる機能で価格がUPしていることもありますので選択のポイントとなる主要な機能をご紹介します。
貯湯式と瞬間式
温水洗浄便座で最も大きく異るのが洗浄用の「お湯の作り方」で「貯湯式」と「瞬間式」の2種類がります。
貯湯式
瞬間式
瞬間暖房便座
ダブル保温便座
省エネ性能と価格差
上記の表では左のほうが高機能・省エネとなります。最も省エネ性能の高い機種と消費電力の大きい機種では年間約2,600円ほども電気代に差が出ます。
ただし上位機種と下位機種の価格差は5万円以上もあり、電気代だけで回収するには20年ちかくかかることとなります。
ただ価格差はあっても長期の使用ではトータルの支出は近づいていくこととなります。ウォシュレット選びの際は価格差と同時に消費電力も比較し、機能差・価格差に見あう機種を選ぶようにしましょう。
オススメ機能・不要な機能
プレミスト

プレミストはKFシリーズ、KMシリーズに標準搭載されています。
脱臭機能
脱臭機能についてはあまり重視する方は少ないのですが、脱臭機能付きから脱臭機能無しへ変更した場合に、その効果の大きさに驚かれるようです。「脱臭機能無しを選択して失敗した」という方も多いので出来るだけ脱臭機能付き機種を選択したほうが良いでしょう。
オート開閉/リモコン便座・便ふた開閉

これで水洗まで自動になればよいのですが、水を流すのは手動です。タンクの水洗機能と便座は切り離されているため仕方なのですが機能的には中途半端なような気がします。
オート開閉はインパクトがあるので魅力的ですが実用性も考慮し選択するようにしましょう。
温風乾燥

バランスの良いおすすめ機種は「TCF8CM56」


>>>【参考】Amazonで「TCF8CM56#NW1」を最大1,000円引き引きで買う裏技
本体価格優先のおすすめ機種は「TCF8CK55」

おまかせ節電
トイレの使用時間は1日わずか50程度。あまり使用しない時間帯を記憶し便座の温度を自動的に下げて節電します。
>>>【参考】Amazonで「TCF8CK55」を最大1,000円引き引きで買う裏技
価格チェック用リンク
TOTOのウォシュレットは8機種もあります。通常であれば上位機種が高く、下位機種が安価であるはずです。ですが在庫や流通量で価格が逆転する場合が多々あります。またAMZAON・楽天・YahooショッピングなどECサイトでも大きな価格差があったりします。
安くはない買い物ですので狙いの機種の前後数機種を各ECサイトで価格比較してみて下さい。
それだけで数千円もお得になるかもしれません。
最上位機種 KFシリーズ
>>>【参考】Amazonで「TCF8CF66」を最大1,000円引き引きで買う裏技
中位クラス KMシリーズ
KFシリーズに匹敵する省エネ性能 TCF8CM86
>>>【参考】Amazonで「TCF8CM86」を最大1,000円引き引きで買う裏技
瞬間暖房を省いてローコスト化 TCF8CM76
>>>【参考】Amazonで「TCF8CM76」を最大1,000円引き引きで買う裏技
さらにオート開閉を省いてローコスト化 TCF8CM66
>>>【参考】Amazonで「TCF8CM66」を最大1,000円引き引きで買う裏技
さらにダブル保温便座を省いてローコスト化 TCF8CM56
>>>【参考】Amazonで「TCF8CM56#NW1」を最大1,000円引き引きで買う裏技
良コスパの貯湯式 Kシリーズ
下位機種ながら温風乾燥を搭載 TCF8CK75
>>>【参考】Amazonで「TCF8CK75#SC1」を最大1,000円引き引きで買う裏技
温風乾燥を省いてローコスト化 TCF8CK65
>>>【参考】Amazonで「TCF8CK65」を最大1,000円引き引きで買う裏技
脱臭機能を省いてローコスト化 TCF8CK55
>>>【参考】Amazonで「TCF8CK55」を最大1,000円引き引きで買う裏技
スポンサーリンク
ウォシュレット購入前のチェックポイント
洋式便器はJIS規格によって形状が厳密に決められています。そのためほとんど全ての洋式便器にはウォシュレットを取付け、または既存のウォシュレットを交換できます。
でもごく一部の便器やトイレのスペースによっては取り付けられないこともあります。
念の為購入前に下記を確認しておきましょう。
コンセントはありますか?
コンセントがない
電気工事を依頼してコンセントを増設するか、照明から電源を取ってください。
取付スペースは適切ですか?

機種 | A寸法 | B寸法 | C寸法 |
KF・KMシリーズ (mm) | 255 | 325 | 300 |
Kシリーズ (mm) | 345 | 330 | 規定なし |
止水栓はありますか?

コンセントのないトイレにウォシュレットを取り付ける方法
ウォシュレットは水をモーターで送り出したり、お湯を作ったり、便座を温めるため100Vコンセントが必須です。
ではトイレにコンセントがなければ絶対つけられないの?といえばそうでもありません。電気屋さんに工事してもらってコンセントをつければ取り付けられますが、数万円の費用がかかります。
ここではコンセントを増設せずにウォシュレット用電源を確保するテクニックを解説します。
1灯2差+人感センサー付LED
コンセントないトイレでも必ずある電気部品はなんでしょうか?
そう、照明ですよね?
「1灯2差」は照明から100Vコンセントを取り出せるできる便利アイテムです。
天井の照明に「1灯2差」を取付け、延長コードでウォシュレットに接続することができます。


ただウォシュレットの電源は入れたままにしなければならないので照明も点きっぱなしになってしまいます。
それを解決するのが「人感センサー付照明」です。
「人感センサー付照明」は電球自体にセンサーが内蔵されており、人がいなくなると自動で照明をOFFにします。
そのため照明のスイッチはONのままで良いためウォシュレットの電源として照明を使うことが出来るようになります。
>>>【参考】Amazonで「1灯2差ソケット+コンセント2個 E26用」を最大1,000円引き引きで買う裏技
>>>【参考】Amazonで「LDR5L-H-S6」を最大1,000円引き引きで買う裏技
まとめ
TOTOのウォシュレット全機種紹介とおすすめ機種ですがいかがだったでしょうか?
2.5万円から8万円オーバーまでと非常に広い価格帯の製品ですよね。機能もたくさんあってなかなか選びにくい製品です。ご希望の機能と価格のバランスが良い納得のいくウォシュレットは見つかったでしょうか?
あなたの製品選びの一助になれたなら幸いです。
こちらも人気