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【PLC】離れや鉄筋コンクリートのWiFi改善には高速電力線通信が効果的


スマホやタブレットが普及した昨今ではインターネット環境は必須インフラとなっています。

配線せずにインターネット環境を構築できるWi-Fi(無線LAN)は非常に便利ですが「WiFiの電波は障害物に弱い」という特徴があります。

建屋が異なる「母屋と離れ」のような拠点間通信鉄筋コンクリート作りのマンションなどの住宅では電波が届きにくくインターネット環境の構築が難しいことがあります。

また「電子レンジを付けるとWiFiが途切れてしまう」というようなキッチンなどでも安定した通信が難しくなります。

そこで注目されるのが100Vの電力線を用いたPLC(高速電力線通信)です。

PLCは「コンセントに刺すだけでLAN環境を構築できる」として10年ほど前に登場したのですが送信側と受信側に機器が必要なため高コストになりがちで、またWi-Fiのような大幅な高速化も行われなかったためあまり普及しませんでした。

しかしWi-Fiは「障害物に弱い」という特性は改善するに至らず、PLCは有線LANとWiFiの間をうめる通信機器として見直され、昨年ごろから複数の新製品が登場しています。

この記事では最新のPLCやPLCの選び方や注意点を解説します。

 

PLCはLANケーブルの延長コード

PLCはLANケーブルの代わりに電力線(屋内電気配線)を使ってデータ通信を行う技術です。新たにLANケーブルを敷設できず、WiFi(無線LAN)も届かないような環境でも、100Vコンセントさえあればネットワーク環境を構築できます。また建屋が異なるような環境でも配電盤さえ共通であればネットワークを構築できまるため拠点間通信としても活用できます。

 

【一番人気】TP-Link製のPLCアダプタ

最近のPLC人気の火付け役となったTP-Link。ホームネットワーク機器では世界ナンバーワンのシェアを誇る大手通信機器メーカーです。グローバル企業ながら日本市場にも注力しており日本語マニュアルやサポートにも定評があります。また業界最長の3年保証を付帯していることも大きな特徴となっています。

 

【PLC+無線LAN】TP-Link PLCアダプター TL-WPA4220

ネットワーク機器最大手のTP-Linkが2017年にリリースしたPLCアダプタです。300Mbpsの高速通信PLCと11n・11g・11bに対応したWi-fi(無線LAN)中継器のセットです。

PLC子機とWi-Fi中継器を一体化
PLC子機とWi-Fi中継器を一体化した「WiFi中継PLC子機」は11n・11g・11bに対応したアクセスポイントとして動作します。また2つのLANポートを搭載しているため有線、無線を組み合わせ複数の機器をネットワークに参加させることができます。

 

WiFi中継PLC子機の設定はワンプッシュ
WiFi中継PLC子機は「WPS」でのWiFiルーターとの自動ペアリングに対応。親機のWiFi(無線LAN)ルーターのSSID、パスワードをワンプッシュで中継器にコピーします。

PLC親機、子機のペアリングもワンプッシュ
PLCアダプター親機と子機はペアボタンを押すだけで暗号化通信を含めたペアリングが完了します。

WiFi中継PLC子機の追加が可能

PLC子機はWiFi中継内蔵型、有線専用型いずれもネットワーク上に自由に追加でき柔軟なネットワーク環境を構築できます。全てのWiFi中継PLC子機とWiFi(無線LAN)ルーターは同じSSIDとパスワードを使うため場所を移動しても子機のWiFi設定を変更する必要がありません。Wi-Fiエリアが広がるだけでなく使い勝手も大幅に向上します。

 

>>>追加できる有線専用PLCアダプターはこちら

PLC子機に無線LANを組み合わせた便利なハイブリットPCLなのニャ!別途WiFiアクセスポイントを用意しなくても無線LAN環境を広げられる画期的な商品なのニャ!ただ子機のバラ売りをしていないのが残念ニャ

猫太

 

TP-Link PLCアダプター TL-PA4010


TP-Link TL-PA4010はシンプルな高速電力線通信ネットワークを構築できるPLCアダプタセットです。このセット単体はもちろん無線LAN中継器セットに組み合わせて使うこともできます。

>>>追加できる無線LAN中継機能付きPLCアダプターはこちら

有線LANポート
PLCアダプタには有線LANポートが1個搭載されています。ルーターに親機を接続し親機と子機のペアボタンを押すだけで設定が完了します。子機の有線ALNポートに直接端末を接続することはもちろんWiFiルーターやアクセスポイントを接続するなど自由度の高いネットワーク構成が可能です。

 
 

【安心の日本製】I-O DATA 製のPLCアダプタ

I-O DATA(株式会社アイ・オー・データ機器)は記録媒体や液晶モニターなどPC周辺機器を製造販売している日本のメーカーです。30年以上に渡りメモリー、フラッシュメモリー、ネットワーク機器、ストレージ、液晶ディスプレイ等家庭向け、法人向け問わず多くの製品をリリースしています。

ネットワーク機器では国内メーカー随一の手厚いサポートで「繋がらない」を解決します。

 

【返金保証】I-O DATA PLC-HD240E-S

 

アイオーデータのPLC-HD240E-Sは最高240Mbpsの高速通信を可能にする「第3世代HD-PLC」に準拠したPLCアダプターです。接続サポートと返金保証がセットになった「ペイバックシステム」により万が一接続できない場合でも全額返金が受けられます。

ペイバックシステム
PLCがつながらない場合、商品ご購入後2週間以内に電話、インターネット、FAXまたは郵送にてIOデータのサポート窓口に連絡・相談し、それでもつながらない場合は全額返金となります。平日はもちろん土日も電話で手厚いサポートが受けられます(受付時間:9:00~17:00)。またサポートや返金はI-O DATAと直接のやりとりになるためAMAZONや楽天などネットショップを経由する必要ないため対応も安心です。

第3世代HD-PLC
第1世代190Mbps、第2世代210Mbps、第3世代240Mbpsと進化してきたPLC。PLC-HD240E-Sは第3世代PLCとなり接続率もUPしています。

完全設定フリー
従来のPLC機器で必要であった設定は全く不要となりました。工場出荷時に暗号化などを初期設定済なのでコンセントに差し込むだけでネットワークの構築が完了します。

コンセントに挿すだけで何も設定しなくてもいいのは凄く助かるニャ!しかも繋がらなかったら全額返金だから全く心配しなくていいのニャ!

猫太

 

TRENDnetはPLCアダプターの大手メーカー

TRENDnetはカリフォルニア州トーランスに拠点を置くネットワーク機器メーカーでPLCをはじめ多くの商品群を有し世界をリードするネットワーキングハードウェアブランドにです。日本では大きく展開していなためマイナーですが日本の規格にはない超高速PLC機器をリリースしています。また他メーカーがリリースしているPLC機器は1〜2種類ですがTRENDnetは4ライン14機種をラインナップしています。

 

TRENDnet Powerline 500

TRENDnet Powerline 500はHomePlug AVに準拠した高速PLCアダプターです。

HomePlug AV
アメリカ合衆国のPLC(高速電力線通信)の団体であるHomePlug Powerline Allianceによって制定されたPLCの高速通信規格で理論上の速度は200Mbpsとなっている。

TP-Linkと同じHomePlug AV規格品なのに安価なのニャ!

猫太

TRENDnet Powerline 500 AV Nano アダプターキット/ 500Mbps Compact Powerline AV Adapter Kit [TPL-406E2K]
TRENDnet
 

PLCを導入する前に確認したい豆知識

PLCは電力線を利用した通信であるため「電力線の仕様」に大きく影響を受けます。おなじ商品でも高評価であったり「つながらない」とのレビューがあるるのは各家庭の電力線がそれぞれ異なるためです。ここではPLC導入前に確認しておきたい豆知識について解説します。

 

分電盤を見てみよう

各家庭にからなずある分電盤。ブレーカーをまとめた機器なのですがひっくるめて「ブレーカー」と呼んだりしていますね。この分電盤を見れるようになればPLCを安心して設置できます。なお分電盤は上下2段に別れたタイプを例に説明します。

 

「相」について理解しよう

一般的な電力線は通常、単相3線式となっています。配線はL1、L2、中性線の3本です。100V線は2本の線で構成されてり「L1+中性線」または「L2+中性線」となっておりそれぞれ「L1相、L2相」と呼びます。

下記図のでは赤線がL1相なので「リビング・寝室・書斎」が同じ相(同相)です。また青色がL2相なので「客間・子供部屋・キッチン」が同相となります。また「リビング・寝室・書斎」と「客間・子供部屋・キッチン」は異相と呼ばれます。

 

親機と子機の「相」に注意する

PLCの通信速度は「相」の組み合わせに大きな影響を受けます。組み合わせは下記の3種類があります。基本的にはどのパターンでもつながりますが配線の距離によっては減衰が大きすぎて不通となる場合もあります。

同相同回路
最も高速に通信できるのは「同相同回路」です。ただこれは「同じ部屋のコンセント」であることが多いためPLCの使用ケースではあまり意味がありません。

同相別回路
PLCアダプター間に「ブレーカー」を挟むが「相」は同一であるのが「同相別回路」。「同相同回路」に比べれば速度は落ちますが比較的高速なPLC通信が可能な事が多いでしょう。

異相回路
異相間では「中性線」だけを用いた通信となってしまいます。そのため通信速度は大幅に減衰します。低速ではありますがつながりますので用途によっては利用できるでしょう。

注意
上下2段に並んだ分電盤はぼぼ上L1相、下L2相ですが、まれに1列ごとにL1相、L2相が交互になっているものなどもあります。横1段の場合は、L1相、L2相が交互になっています。

快適なPLC通信を実現するには「相」を揃える

快適なPLC通信を実現するにはPLC親機と子機の「相」を揃える事が重要です。例えば1F、2Fで層が異なる場合は高速なPLC通信は難しいでしょう。しかしながら必ず1F、2Fで「相」が異なるとは限りませんし同じ階であっても「相」が異なることがあります。PLC導入前に分電盤を事前に確認することが重要です。

ただし確認が難しい場合は返金保証がついたモデルを購入する事もおすすめです。

ノイズを除去しよう

PLC通信の速度はには家電の「電気ノイズ」に大きく影響されます。PLC通信が思ったような速度が出ないときは家電の電気ノイズを疑ってみましょう。

 

電気ノイズの発生源を特定する

出来る限りの電化製品のコンセントを抜いて通信テストを行います。問題なく通信できることを確認した後に家電をコンセントに順次接続し、問題のある電化製品を特定します。なお家電が動作していないときはノイズも発生しませんので動作確認時には充電器なら充電を行うなど実際の動作環境を再現するようにして下さい。

電気ノイズを発生させることが多い電化製品
・充電器(携帯電話の充電器を含む)
・ACアダプター(モデム、ルーター、ノートパソコンなど)
・調光機能付き照明器具
・タッチランプ
・冷蔵庫
・掃除機
・ヘアードライヤー
・ジューサーミキサー
・電気ドリル
・ヘアードライヤー

電気ノイズのを除去する

発生源を特定できたらノイズが電力線に入らないように「ノイズフィルタ」を設置します。多くの場合安価な電源タップタイプのノイズフィルタで大きな効果が見込まれます。

ノイズフィルタはPLCアダプターには付けちゃダメなのニャ!PLC通信に必要な電気信号もカットして通信できなくなってしまうニャ

猫太

 

まとめ

最近見直されつつあるPLC通信アダプターですがいかがだったでしょうか?WiFiルーターや中継器とは異なる少し癖のある機器です。速度やエリアだけならWiFi(無線LAN)に劣りますがPLCでないと対応できない状況もあり、ハマるととても便利な通信機器です。特性を理解し、うまく使い分けて快適なインターネット環境を構築してくださいね。

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